前回に続き、今回はサクラの材についてご紹介させて頂きます。
もちろん花だけでなく材としても人気があります!!
木材でいうと「サクラ」や「ホンザクラ」と呼ばれるものは「山桜」といえます。
他にも「カバザクラ」や「ミズメザクラ」といわれるものはサクラとはついていますが、材が似ている為サクラとついているだけなのです。
なので本物のサクラがいい!と思われる方は要注意です。
ちなみに代用品としていわれてる「カバザクラ」「ミズメザクラ」はどちらもカバノキ科です。
木材の用途としてはいろいろありますが、高級家具やギターなどの楽器に使われています。
その色合いとサクラというブランド名から弊社でも人気樹種となっております。
また昔は絵画の伝達に一役かっていたようです。
ヤマザクラの硬さや反りにくさから版木として使われていたのです。
浮世絵で葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」は有名ではないでしょうか。
日本人のみならず世界でも人気のあるこの絵も版木で一般的な庶民に広まり絶大な人気を誇ったようです。
そしてこの絵はなんと2019年からパスポートのデザインの一つとして採用されるようです。
また山桜の樹皮は桜皮細工といい、昔からある工芸品に使われております。
ぱっと思い出されるのは茶筒でしょうか?
濃い赤色で光沢がありかっこいい仕上がりです。
個人的にはこの赤い光沢が好きで、枝をストップにして持っております。
さらにさらに、燻製チップとしてサクラは主流となっているようです!
ホームセンターにもおいてあるほどメジャーなようです。
色々調べてみるとサクラは少し臭いがきついようですが、牛肉や、豚肉、合うのだとか!!
ぜひ食べてみたいですね♪
本日の板の紹介
簡単な仕上げまで施してありますので、DIY向きです。 サクラ特有の淡いピンク色で、杢も一面に出ている一枚です。 そのままミニカウンターや棚板などにお使いいただけます。 よろしければ、是非お問合せをお願いします!!
今日はこの木の紹介でした♪