柿渋とは渋柿の実からとれる液のことで、木材の特性を生かしたまま、抗菌、防腐、防虫、防水効果を持つ天然の塗料です。塗り重ねると色が濃くなり、時間が経つごとに深い色合いへ変化していきます。
注意事項
使用の際に、なるべく水や汚れ、傷がつかないように注意してください。水のついたコップや熱い物を乗せたりすると輪染みが発生する可能性があります。鉄と木が反応して黒いシミになることがありますので、鉄が含まれた食器などを乗せる時はマットなどをご使用ください。
毎日のメンテナンス
通常のメンテナンスとしては、水や汚れがついてしまった場合、乾拭きします。汚れが取れない場合は水をつけて固く絞った柔らかい布で拭きます。そのあとで、水分が表面に残らないように乾拭きをします。
キズや汚れがついてしまった場合
一般のオイル仕上げの板とは違い、サンドペーパーを使うと表面の染色がはがれてしまう可能性がありますので、ご使用はお控え下さい。傷が目立つようになり気になる場合は業者による塗り替えをおすすめしますので、一度販売店へのご連絡をお願い致します。染色がはがれてしまった場合は有償で染色し直すことが可能です。
定期的なメンテナンス
定期メンテナンスについては、時間が経ってオイルが木に馴染んでくると、ツヤが少なくなったり水をはじく力が弱くなって来たりしますので、必要です。木表面の乾燥を防ぎ、肌理細かな木肌を維持するために年1~2回、乾燥する冬の前に、オイルを塗るのが理想ですが、塗膜のあるうちに市販のオスモカラーなどのワックス&クリーナーでお手入れして頂いた方が簡単ですのでそちらをおすすめします。ご不明な点がございましたら販売店までご連絡ください。