ピアノ塗装

鏡面塗装は、スーパーブランドの店内什器や高級マンション・高級住宅の特注家具などに使われています。いわば木工塗装の最高ランク、塗装の王様です。ピアノ鏡面塗装(ポリエステル樹脂鏡面塗装)の工程は16工程以上にも及ぶため、通常の塗装と比べ塗膜に奥行きがあります。表面硬度が2H~3Hと硬いため、傷がつきづらいのも特徴です。滑らかさと重厚さを合わせ持った独特の光沢は職人技の結晶です。水やほこりなどの汚れをはじき、手触りもツルツルになります。天井の蛍光灯もはっきり映りこんでしまうほどの輝きは本物の鏡にも引けをとりません。

日常での注意事項

小さな砂埃でも強く拭くと細かな擦傷がついてしまうことがありますのでご注意ください。塗装面に消しゴム、プラスチック製のおもちゃなどのゴムやビニール製品などを長時間触れさせないでください。マニュキュア・香水・ウィスキーなど、揮発性のあるものは、塗装面の変色・変質の原因になります。熱した鍋など、非常に温度の高い物を直接置くと、板の水分が塗膜と板の間に浮上し、最終的に塗膜を剥がしてしまう場合がございます。温度の高い物をおくときは敷物をご利用ください。

毎日のメンテナンス

表面にほこりが目立つときは、柔らかい布で軽く拭き取ってください。水や汚れは乾拭きで拭き取ることができます。汚れが取れない場合は水をつけて固くしぼった柔らかい布で拭きます。そのあとで、水分が表面に残らないように乾拭きをします。

キズや汚れがついてしまった場合

表面に深い傷や塗膜がかけてしまった場合でも、修理が可能ですので、販売店までお気軽にご相談ください。

定期的なメンテナンス

定期メンテナンスは、ほとんど必要ありません。 表面の細かな傷が気になる方は、塗膜が厚いため磨き直しをすることで新品同様になりますので販売店までご相談ください。