日本人が大好きな桜

こんにちは。

日本人が好きな木「桜」
実際に統計をとっても圧倒的な差で「桜」と答える人が多いそうです。

今年はコロナの影響とあいにくの雨でサクラもすぐ散り、お花見できた人も少ないのではないでしょうか。

さて、そんな桜ですが、木材の話をする前に樹木の話から。

桜といえば知名度が高いのは「ソメイヨシノ」ですよね。

実はそもそもサクラはたくさんの種類があります。
これはサクラ自体がそもそも変種ができやすい種であること。
そして人気だからこそではありますが、
園芸品種もたくさんあるため相当数の種が存在しているのです。

一口にサクラといっても奥が深いのがまた面白いところかもしれません。

なので、元から野生にいた野生種と人工的に作られた園芸品種を分けるため、
山に元より生息しているサクラを総称して「山桜」
園芸品種など町に生息しているサクラを総称して「里桜」
と言ったりします。

さて、そんな桜なので、木材でもたくさんの「サクラ」という名前の木があります。
例えば「ヤマザクラ」「マザクラ」「カバザクラ」「ミズメザクラ」「ホンザクラ」などなど名前は様々です。

サクラは「ヤマザクラ」とついているものが人気で、
現に野生種で「ヤマザクラ」という種は存在しており(サトザクラという種のサクラはありません)、江戸時代後期にソメイヨシノが出る前はこの野生種の「ヤマザクラ」がお花見の定番の木でした。

ヤマザクラは葉芽と花が一緒に開花する

ちなみに「カバザクラ」「ミズメザクラ」こちらのふたつ
厳密には「サクラ」ではありません。

サクラは バラ科ですが、カバザクラもミズメザクラもカバノキ科です。

これは木材の色がサクラに似ていることから、その人気にあやかって名前にサクラを名前につけているのです。
いわば売るための戦略ですね。

ただ本当にサクラがいいと、こだわっている人には少しややこしいかもしれません。


どちらにしてもサクラは花も材もとても綺麗な色で人気が高いです。
また、テーブルサイズの幅がとれるほど大きくなる木があまりなく800幅あるサクラはさらに人気です。

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