突然ですが、”柿”といえば、果物の柿を思い出しますよね。
栄養価も高く、岐阜なんかでは富有柿という柿が有名です。でも、この木、実以外にも利用価値が高いのです。
木材は大体500mmぐらいの幅しか取れず、材はモノにより黒い色が入ります。そんなことから貴重な材とされています。
また、黒さの度合いや杢によって、金額が跳ね上がっていくことがあるようです。
さらに、渋柿の果汁を発酵させたものは塗料や塗装にも使えます。
防臭、防虫、防腐の効果があり、昔から使われてきました。なんでも昔はその防腐効果から、ミイラに塗っていたとか・・・
最近では、ノロウイルスに対抗する効果が柿渋にはあるとわかったようです。すごいですよね~
こんなに使える木なかなかないのではないでしょうか?
弊社で丁度、柿渋の塗装をしていたので、見に行ってきました。ケヤキの板に柿渋の塗装を施している最中でした。
皆さんも嗅いだことがあるかもしれませんが、柿渋は独特なニオイがします。
私にとってはなかなか嫌な臭いなのですが、もしかしたらお好きな方がみえるかもしれませんね・・・(笑)
でも、このニオイなら虫はもちろん、ノロウイルスも寄ってこないのがうなづけます。
まだ塗装が途中なので、最終の状態はまたご紹介させて頂きます。
板のご紹介
では、そんなカキノキの板をご紹介させていただきます!!
幅280mmしかないですが、綺麗に黒が入っている一枚です。カウンターなどにするとかっこいいかも!!
よろしければ、是非一度お問合せをお願い致します。
実も材も果汁も使える木、カキノキ。
今日はこの木の紹介でした♪