【もくログVol.10】 アスナロ

翌檜

さて、ご紹介させていただく木はこの木です!!
読めますでしょうか?
翌日の「翌」に「檜」と漢字で書きます。
これは材がヒノキに似ているがヒノキより劣っているとされて「明日はヒノキになろう」といわれたのが由来といわれています。(もちろん諸説あります)
アスナロは様々な名称で呼ばれています。 ヒバ、ヒノキアスナロ、アテ、クマサキなどなど地域によって様々です。
ちなみに私はヒバとよく呼んでいます。

ヒバ、ヒノキ、他2種類のイメージ

さて、ヒノキに似ているといわれてきたということなので、実際にどれぐらい似ているか、並べてみました。
ヒバ、ヒノキ、あと2樹種も一緒に並べてみました。

皆様、A-Dの中でどれかわかりますでしょうか?
ほか2枚の樹種も分かりますでしょうか?

また、どこがヒノキよりも劣っているのかも調べてみました。
ヒバといえば、「木曽五木」の一つにも数えられていますし、アオモリヒバといえば「三大美林」の一つでもあります。

ヒバには「ヒノキチオール」を含んでおり、これが抗菌や防虫効果の元となっています。
名前にヒノキと入っていますが、実際のヒノキにはごく少量しか含んでおらず、ヒバに多く含まれているようです。
このヒノキチオールには育毛にも効果があり、髪の毛の細胞を活性化させる作用があるようです。

髪の毛が気になる方必見ですかね・・・笑

中尊寺金色堂

用途としましては、建築材、橋梁、浴槽などに使われています。
ヒノキチオールの効果から、建築材として使うとダニやシロアリ、ゴキブリなどが寄ってこないとされています。
また、ヒバを使った建築物ですと、平泉にある「中尊寺金色堂」が有名です。

材は似ていても、性能的にはヒノキと比べて劣ってるようにはみえないかなぁと個人的には感じました!!

板のご紹介

板のご紹介

さて、板のご紹介です!!
テーブルサイズにぴったりの一枚です。
また一枚板ではありませんが、弊社のオリジナル商品「木の塗り壁Mokkun」にもヒバがあります。
最近ではトイレの壁に塗っていただくことをオススメしております!!
よろしければ、是非お問合せをお願いします!!

今日はこの木の紹介でした♪