【もくログVol.14】 玄圃梨

玄圃梨

この漢字、読めますでしょうか?
玄武の玄に田圃の圃に梨。
漢字を見たとき、個人的にはちょっとかっこよさそうなイメージをもちました。

この漢字で、「ケンポナシ」と読みます。なかなか一回では読めないですよね~

名前も漢字も変わっていますが、この木の実も変わっています。 2枚目の写真が実なのですが・・・ちょっと不気味な形をしていますよね
じつはこの実食べれます!!

ケンポナシの実

さて、どんな味がするか分かりますでしょうか?
なんと、ケンポナシの漢字にも入っているあの果実の味がします。 信じられませんよね!
私も初めは食べれると聞いて、食べる気は全くしなかったのですが、
周りがパクパク食べていたので、食べてみると・・・ けっこう美味しい!!
この実の形からは考えられないので衝撃的でした!

ケンポナシの葉っぱとナナフシ

3枚目のような葉っぱで、秋になると実が食べれます。
ところで、3枚目の写真に「ナナフシ」という虫がいるのですが、分かりますでしょうか?
うまく擬態できていますよね~

また、韓国なんかではケンポナシの葉や樹皮を煎じてお茶にすると二日酔いにいいとされて、コンビニやスーパー等、一般的に売られているようです。

ケンポナシのカウンター

木材はというと、内装材や家具材にも使われます。
弊社も過去にケンポナシのカウンターを施工させていただいたことがございます。
漢字のイメージとは違う、オシャレな感じですよね♪

ちなみに、同じケンポナシ属に「ケケンポナシ」という樹木も存在します。
これはケンポナシよりも毛が多いことからそう名づけられたそうです。
一緒に覚えていただけると、覚えやすいかと思いますので、頭の片隅にでも入れて頂けたら嬉しいです。

板のご紹介

板のご紹介

さて、板のご紹介です!!
少し細いですが、綺麗に杢が出ているのがわかりますね。
こちらはオイル塗装で仕上がっているので、そのままお使いいただけます。
カウンター等いかがでしょうか・・・?

よろしければ、是非お問合せをお願いします!!

今日はこの木の紹介でした♪