【もくログVol.48】 木曽檜

本日はヒノキはヒノキでも、「キソヒノキ」についてご紹介!
キソヒノキは日本三大美林のひとつであり、木曽五木のひとつで大変重宝された木です。


さて、そんなキソヒノキは、木曽流域に生息しているヒノキのことをいいます。

木曽流域は画像として付けさせてもらった地図の丁度黄色の線で囲ってある当たりのことです。


通常、長野県側を「木曽」 岐阜県側を「裏木曽」といいます。
なので、長野県側のヒノキを「木曽檜」 岐阜県側のヒノキを「東濃檜」といいます。
もちろん岐阜で東濃檜と言えば有名です!!


キソヒノキはその材の良さから重宝され、江戸時代に尾張藩が木曽五木を伐採禁止にし、保護したため、過度に伐採されるのを防ぎ、守ってきたからこそ今の状態になっています。

今でも管理され、伐採することや場所によっては立ち入りすら許可がいるところもあります。

材は樹齢300年以上のヒノキが多く、年輪幅が均一で細かく、円形のとても綺麗な材が取れます。色は普通のヒノキよりもピンク色になり、香りも高いと評判です。


そんな木曽檜は昔から伊勢神宮の遷宮用材や、現在では姫路城や名古屋城に使用されています。

伊勢神宮の遷宮用材の森としては割と有名かもしれませんね。
また姫路城には城を支える二本の支柱の1本として使われております。
残念ながら、運搬中に折れてしまい、3階までの下の支柱として使われています。

板のご紹介

さて、板のご紹介です!!


節もなくとても綺麗な一枚です。
木目も普通の檜とは違う独特な模様になっています!
テーブルとしていかがでしょうか?

よろしければ、是非お問合せをお願いします!!

今日はこの木の紹介でした♪