【もくログVol.57】 浅田

こんにちは。


今日は読むことはできるけど、どんな木かわからない。

そんな木の紹介です。
読みはそのまま「アサダ」と読みます。
こうやって漢字でご紹介すると、樹種名というより人名のような気がしますよね。

アサダはカバノキ科の木で、全国的にみられる木です。
基本的に寒い地域に多く生息しているようで、北海道では優良な材がとれ、本州よりも馴染みのある木のようです。

他のカバノキ科と同じように大きく成長することはなかなかありません。
そのため、幅の広いテーブルサイズのようなサイズがとれることはめったにないのです。

色合いはカバノキが「カバザクラ」とミズメが「ミズメザクラ」と呼ばれているのと同じように、サクラに似た色合いで、特徴は独特な木目が入ることです。
このうねうねとした木目わかりますでしょうか?
これは、アサダの中でも入っているものと入っていないものがあります。

この木目はほかの樹種にはなかなか出てこないので、この木目をお客様に気に入られて売約に繋がったこともあります。

※この写真はイメージです

材としては割と固く、磨くと光沢が出るため、フローリング材として重宝されています。
また、釘が抜けにくい性質を持っているので、靴製造の木型にも使われるようです。
この性質はほかの樹種にはなくアサダが持っている特別な性能です。

板のご紹介

さて、板のご紹介です!!

アサダの独特なもう目が出ている一枚です。
カウンターにピッタリのサイズで、サクラのような淡い暖色系の板をご要望の方におすすめです。
物によりますが、サクラに比べると比較的お値打ちでもあります。

よろしければ、是非お問い合わせをお願いします!

今日はこの木の紹介でした♪