こんにちは。
今日は倉庫でとんでもない板を見つけたのでご紹介したいと思います。
お分かりでしょうか?
こちらの板…
真ん中の山の一番上の板、めちゃくちゃそっている板があるのが分かると思います。
横に並べてある板と比べてもとてつもなくそっていますよね。
単純に考えると、両面削って反りをなくすと、ぺらっぺらの一枚板になるか、最悪の場合厚みがなく板として使えない可能性もあります。
この木はカエデです。
カエデは反りや曲がりがよくおこるのですが、ここまで曲がっている板は初めて見ました。
そのすぐ下の板も上ほどではないですが、波打っているのが分かりますよね。
生木の状態だと水分を多く含んでいて、極端に言えば上の写真のようにそってきます。
水分が抜け乾燥が進むと、ある程度落ち着き生活に使えれるようなレベルになるので、言えることは『乾燥は大事』なのです。
入荷したばかりの板をすぐにお客様の元へというわけにいかないのが、ネックではありますが、もし乾燥が終わっていない板が売れてしまったら、ソリや割れのオンパレードでクレームが絶えません。
私達はこれからも板を適切に管理しながら、お客様にいいものを提供していきたいと思います。