2月になり、寒さがいっそう身にしみる季節になりました。街ではバレンタインの話題も増え、「想いを伝える」という言葉が、いつもより身近に感じられる月でもあります。
そんなタイミングで今回は、「恋」や「縁結び」にまつわる木の話を、板蔵らしく“一枚板”の視点からご紹介したいと思います。
木は、ただの素材ではありません。長い年月を生き、人の暮らしや想いとともに時間を重ねてきた存在です。世界各地では、木そのものに「愛」や「誓い」「人との縁」といった意味が重ねられてきました。今回はその中から、板蔵で取り扱いのある樹種を中心に、少しだけ物語を交えながら見ていきます。
■ ケヤキ|揺るがない縁と、信頼を育てる木
日本を代表する広葉樹、ケヤキ。
古くから神社仏閣や大黒柱に使われてきたこの木は、「守る」「支える」という意味を持つ存在として大切にされてきました。
まっすぐに伸びる幹と、力強くも美しい木目。
その姿は、一時の感情ではなく、時間をかけて築かれる信頼関係を思わせます。
板蔵でも、ケヤキの一枚板は特別な存在感を放ちます。
ダイニングテーブルとして選ばれることが多いのも、家族や大切な人が集まる場所に、「揺るがない軸」を求める気持ちが重なるからかもしれません。

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長く続くご縁を大切にしたい方に、そっと寄り添ってくれる一枚です。
■ ウォールナット|大人の恋と深い絆
「世界三大銘木」のひとつ、ウォールナット。海外では“知性”や“成熟した愛”を象徴する木とされています。深く落ち着いた色合いは、時間をかけて育まれる関係そのもののようです。

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若い頃の恋のような勢いはないけれど、相手の存在が日常に溶け込み、気づけば欠かせない。
そんな大人の恋を思わせる木です。
ウォールナットの一枚板は、空間をぐっと引き締めてくれる存在。書斎デスクや、落ち着いたダイニングに選ばれることが多く、「これから先の時間を、この場所で過ごしたい」という想いが込められることも少なくありません。
■ サクラ|始まりの気配を感じる木
サクラは、日本では「始まり」や「節目」を象徴する木として親しまれてきました。
季節の変わり目になると、暮らしや人との関わり方が少しずつ動き出す。そんなタイミングと重なる存在です。
住まいや生活環境に変化が出やすいこの時期。
食事をする場所や、向かい合う時間のあり方を見直すきっかけになることもあります。
一枚板としてのサクラは、明るくやわらかな色合いが特徴です。
空間に自然なあたたかさを加えながら、主張しすぎない表情を持っています。

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使い始めは淡い色味ですが、時間とともに少しずつ深みが増していくのもサクラならでは。
日々の暮らしの中で変化していくその姿は、関係がゆっくりと馴染んでいく様子とも重なります。
新生活や住まいの節目に選ばれることの多いサクラの一枚板。
これから始まる時間を、無理なく受け止めてくれる存在です。
■ メープル|縁をつなぎ、日常を照らす木
北米では、メープルは「調和」や「大切な人との絆」を意味する木とされています。明るくやさしい色合いは、空間そのものを柔らかく包み込みます。

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派手さはありませんが、気づくとそこにある安心感。
恋や縁も、案外そんなところから始まるのかもしれません。
メープルの一枚板は、家族の集まるリビングや、長く使うテーブルにおすすめです。日常の中で自然と人が集まり、会話が生まれる、そんな「縁をつなぐ場所」をつくってくれます。
■ 木と想いを、暮らしへ
恋や縁は、目に見えるものではありませんが、日々過ごす場所や道具によって、少しずつ形づくられていくものだと感じます。一枚板のテーブルを囲んで食事をしたり、会話をしたりする時間も、そのひとつなのかもしれません。
バレンタインが近づくこの季節、贈り物とあわせて「これから使い続ける場所」や「長く付き合っていく家具」に目を向けてみるのも、一つの選択肢です。
板蔵では、木目やサイズだけでなく、樹種ごとの特徴や背景も大切にしながら一枚板をご紹介しています。気になる木がありましたら、ぜひ実物をご覧いただきながら、その違いも比べてみてください。
暮らしの中で自然と使われ、時間とともに馴染んでいく一枚板が見つかれば幸いです。
また、今回ご紹介した樹種をはじめ、さまざまな一枚板を掲載した【一枚板検索システム】をご用意しています。サイズや木目の表情は一枚ごとに異なりますので、用途や設置場所を想定しながらご覧いただけます。
実物を前にしながら空間をイメージして選ぶ時間も、一枚板ならではの楽しみのひとつです。気になるものがありましたら、検索システムも参考にしてみてください。



