コクタンの加工に迫る!!【前編】

東京のお客様にコクタンの板を気に入っていただき、ご購入いただきました。
なかなか弊社でもコクタンを買われるお客様は珍しいのですが・・・

なんと、3枚もご購入!!

そのわけとは・・・・


3枚とも長さはありますが、幅がないのです。
共木ということもあり、3枚で1枚のテーブルとなるよう、現在加工中!!!

カリマンタンコクタン

これを気に、少し樹種説明をさせて頂きます。

コクタンとタイトルには書いてありますが、このコクタンは、「カリマンタンコクタン」というものでした。

【カリマンタンコクタン】

インドネシアのカリマンタン島 に生息する、カキノキ科カキノキ属の木。
日本で言うカキノキと同じ科属です。

木材としては心材が濃褐色で黒い縞がでます。
用途は、家具はもちろん、工芸品・ピアノやヴァイオリンなどの楽器・チェスの駒などにも使われます。

また、コクタンは唐木三大銘木と言われており、中でも「セイロン・エボニー」は高値で取引されます。

選ばれた3枚の共木

選ばれた3枚の共木。
こちらを一枚の天板にしていきます。

平面だし1

3枚をくっつけ、平面だしをします。
チョークで線をつけて、消えていけば平面が取れている証拠となるようです。

平面だし2 平面だし3

出来上がりはこんな感じ!!
まだまだ、加工途中ですが、3枚とも綺麗に杢がでているのが写真からでも分かります!!

これは楽しみですね♪

まだ、完成はしておりませんので、次回ご紹介します!!
乞うご期待ください♪