【もくログVol.18】 椨

椨

こちらは鎌倉市にある「御霊神社」にある木。
(鎌倉市には同じ名前の神社が二箇所あるようです)
この木は何でも樹齢350年といわれております。

木に府と書いて読めますでしょうか?

「御霊神社」にある木

タブノキ、別名イヌグスともいいます。
この”イヌグス”というのは、タブノキがクスノキ科でクスノキに似ているところから”グス”とついていて、
”イヌ”というのはその木よりも使えないことや、劣っている意味でついています。
もちろんけして劣っているわけではないのですが、その当時使う人にとっては使えない木として名前がつけられ、今に至るわけです。
ちなみに、サンショウ⇔イヌザンショウ ツゲ⇔イヌツゲ ビワ⇔イヌビワとその当時の基準でイヌがつけられております。

タブノキの木は線香を作るのに欠かせない木

知らなかったのですが、タブノキの木は線香を作るのに欠かせない木のようです。
初めはクスノキ科なので、香料として使われているのかな・・・
と、思ったらなんと!!

樹皮を粉にして、他の香料のつなぎとして使われているようなのです。
今でこそ輸入して頼っているようですが、昔は日本のタブノキの樹皮を使っていたそうです。
そしてなんと「万葉集」にタブノキが詠まれた歌があるのです。
万葉集は全4536首あるらしいのですが、その中でも473首を詠んだとされる大伴家持。
その大伴家持が詠んでおりました。

大伴家持の像

「磯の上の都万麻を見れば根を延へて年深からし神さびにけり」

さっぱり意味は分かりません。
調べてみると、「磯の上に立つ都万麻は、根を岩におろして何年も経っているようだ、なんと神々しい」とのこと。
そしてどの部分がタブノキなの?!
「都万麻」←これです。ちなみに読みは「つまま」です。
なかなかタブノキとつままではつながりが見えませんが、面白いですね!!

板のご紹介

板のご紹介

さて、板のご紹介です!!
木目はクスノキと同様やわらかい感じがでています。
長さも幅もテーブルサイズにピッタリ!!
明るい赤色でとっても素敵な天板になりそう♪
よろしければ、是非お問合せをお願いします!!

今日はこの木の紹介でした♪