【気になる質問】
Q：国産材は高いの？
できれば国産材のテーブルを探しているので、国産材でもお値打ちな板を提案してほしい。
来店頂いた方にそんな声を頂きました。
『国産材の板がいい』
という声をお客様から頂くことは少なくありません。
しかし、なんとなく高いイメージがあるということも同時に聞きます。
高いんでしょ？ 貴重なんでしょ？ あまり出回ってないんでしょ？
この3点は国産材を使いたいと思われている方は気にされるのかもしれません。
国産材は特別に高いというわけではありません。
そもそものサイズや、仕入れたときの樹種の人気度合いや、板自体の木柄や杢などによって、国産材・外材どちらでも価格は大きく左右します。
例え同じ樹種の同じようなサイズでも、木柄が違えば、値段は2倍や3倍以上になることも少なくありません。
それが一枚板の世界です。
また、一口に国産材といっても、ケヤキやトチ、タモ、クリ、ホオノキ、クスノキ、キハダ、ミズメなどなど多様な樹種があります。
メジャーな木でなくても知らないだけで割と身近に生息していたり、日本人の生活に実は昔から根付いていたりします。
知らない樹種でもこの機会に、いろんな日本の木を知って頂き、色合いや樹種や価格はもちろんその木の事も一緒に知って頂けたら、もっと特別な一枚になるのではないでしょうか。
ぜひ、人生で一度きりの一枚を探してみてください。
