板×異素材 レジンの可能性

こんにちは。

今日は板×異素材ということで、レジンを使った一枚板を紹介していきたいと思います。
レジンといえば、最近の若い子に人気のレジンアクセサリーなんかで有名ですよね。
UVライトや太陽の光で硬化して、透明になる液体状の樹脂のことです。


さて、弊社で取り扱っているレジンはこのUVレジンとほぼ同じものを使っています。
穴が開きテーブルとして使えないような板にレジンを使い穴を埋めて、使えないと思われていた板もテーブルとしてよみがえらせるような一枚板の可能性を広げたものでもあります。



弊社でその代表ともいえる板がこちらのヤクスギです。
テーブルとして使えないほど穴が開いていますが、レジンで綺麗に仕上げました。

透明の樹脂なので、後ろから手を当てるともちろん見えます。
穴が開いている部分も綺麗に見えるのでまるで標本のようになっております。


また、透明の樹脂なので、もちろん色を付けることも可能です。
弊社では青色や緑色など、少し試しに制作した板があります。





まずこちらはポプラです。

まるで川のようにして、一枚では小さい板を二枚向かい合わせにし、レジンでつなぐことでローテーブルとして使えるようになりました。



アップで見るとキラキラしているのが分かるでしょうか。
ラメも入れてみました。

こちらは神代スギの穴に青色のレジンをいれました。
やけに青色が目立っていますが、神代特有の渋い色が引き立ててくれているようです



また、このままでは少し異質に見えているかもしれませんが、展示会に試しに持って行った時は結構オシャレに決まっていました!


こちらはクラロウォールナットの穴に緑色のレジンで仕上げました。

シックにビシッと決まっていていい感じではないでしょうか。
レジンは少なからず光を通すので、後ろからライトを当てると綺麗な緑色になります。



この写真では綺麗かどうかわかりづらいと思いますが、実際に目で見て頂くととても綺麗です!

さて、レジンを紹介してきましたが、板蔵でも割と最近取り組んでいるのでまだまだ開発途中です。
お客様からこんな風にしてほしい等ご要望頂けましたら、相談にのらせて頂くことも可能です!