こんなウォールナットもあります。

こんにちは。

ウォールナットといえば、世界三大銘木に入るほど重宝される樹種で、一枚板の中では今一番人気といっても過言ではないほど大人気の樹種です。



そんなウォールナットに変わり種があるのをご存じですか?

一般的にウォールナットと呼ばれている木は基本的にブラックウォールナットといい、アメリカが主な産地となっています。

世界三大銘木の最高級品はヨーロピアンウォールナットといわれており、ヨーロッパに生息するウォールナットで人気を博したのですが、材料がとれなくなり、そこに代用品として使われたのがブラックウォールナットだったようです。
そこからブラックウォールナットは人気を確立しています。

さて、そんなウォールナットですが、今日ご紹介するウォールナットは2種類あります。

まず『クラロウォールナット』です。

一般的なウォールナットと比べ杢がギラギラ入り、木目もダイナミックな迫力のある印象を受けると思います。

これは、産地が関係しているわけではなく、人間が「接木」という方法で生み出したハイブリット種です。
いわゆる、犬でいうところの チワワ×ミニチュアダックスフンド=チワックスみたいなものです。

クラロウォールナットは『ブラックウォールナット』×『イングリッシュウォールナット』で接いであります。

そして、こちらは『バストゥーンウォールナット』です。

バストゥーンウォールナットは『クラロウォールナット』×『イングリッシュウォールナット』を接いだものです。

クラロウォールナットより大人しめで、白太がはっきりしているのが特徴です。
色合いも茶色というよりはどちらかというと黒みがかった色合いです。

ウォールナットと一口にいってもこうやって色味が若干違ったり、柄が違うととても面白いですよね!