やっぱり世界三大銘木!チークの力

今日は少し筆者が驚きを感じていることをご紹介したいと思います。

弊社の中でも木が好きな社員はもちろんいるのですが、自分で木を加工して小物を作ったりする社員がいます。

それは2年。
「チークの端材があるから、コースタ作った」
ということで、一つ私の手元に頂きました。

それからずっと自分の机の上において、1年が過ぎ、2年が過ぎ…
今年。

暑くなってきた最近になって、今頃。

「あれ?!」



と、気づきました。


そう、本当に今更過ぎて、聞いていて自分でも呆れるのですが…(笑)




何に気づいたかというと

『 輪じみがないのです 』

冬にはめったに見ないかもしれませんが、この時期から暑くなっていくにつれて冷たい飲み物を置くと、容器の周りに水滴がつき、それが滴り落ちてたまることによってできるシミ。

そのシミがないのです。

おそらく、2年は確実に夏を越しているのですが、どの方向から見ても輪じみがありません。

作ってくれた社員に確認すると、
「チークだから何も塗ってなかったはず、もし塗っていたとしてもオリーブオイル塗ったぐらいやろ」
とのこと。
それは2年も前のことなので作ってくれた本人も忘れてしまっていましたが、どちらにしても水をこんなにも、はじくようなことは普通の木材ではなかなかありえません!


せっかくなので観察してみました。


30分後

2時間後

5時間後

その後

輪じみないですよね!

チークは世界三大銘木の一つでもあり、材は元々油分を多く含むことをそれを知っていたのですが、実感したのは初めてです。
やっぱり世界三大銘木に数えられるだけはあります!

今覚えばチークの特性を知っていながら気づくのに2年以上かかったとはとても情けない話ですが、やはり木は面白いなぁとしみじみ実感する出来事でした。

木の特性が気になる方はぜひお問い合わせください!
また、国産材で多少の事であれば『もくログ』でも紹介しておりますので、ぜひご覧ください。