こんにちは。
今日はタイトルにもあるように「ピアノ塗装」についてご紹介いたします。
ピアノ塗装はその名の通り、ピアノの塗装に使われている塗装と同じ塗装です。
その塗装は鏡面仕上げ、といって、まるで鏡のような仕上げになっています。
【ピアノ塗装】
鏡面塗装は、スーパーブランドの店内什器や高級マンション・高級住宅の特注家具などに使われています。
いわば木工塗装の最高ランク、塗装の王様です。
ピアノ鏡面塗装(ポリエステル樹脂鏡面塗装)の工程は16工程以上にも及ぶため、通常の塗装と比べ塗膜に奥行きがあります。表面硬度が2H~3Hと硬いため、傷がつきづらいのも特徴です。
滑らかさと重厚さを合わせ持った独特の光沢は職人技の結晶です。水やほこりなどの汚れをはじき、手触りもツルツルになります。
天井の蛍光灯もはっきり映りこんでしまうほどの輝きは本物の鏡にも引けをとりません。
そんなピアノ塗装はまさに塗装の王様とも呼ばれていますが、
この塗装は、言葉で表すよりも、見て頂きたいので、ぜひ写真をご覧ください。
こちらの写真、撮影者と後ろの板が写っているのが分かるでしょうか。
タネも仕掛けもありません。
これがピアノ塗装の鏡面仕上げです。
ちなみに角度を変えると、こんな感じです。
本当に鏡のように映しているのがわかりますでしょうか。
施工例
また、これらの施工例は板に緑や青の色を付けた上にピアノ塗装を施しているのですが、ピアノ塗装自体の本来の色は透明です。
この塗装を活かし、最高級に高価なものを創ろう!(?)と、
過去には、金箔と銀箔を閉じ込めたものも作ったことがあります。
それがこちら。
反射もしていて少しわかりにくいと思いますが、細かな金粉や銀粉が入っているのが分かるでしょうか。
実は社内ではもう少し金っぽく、銀っぽくなると思っていたのですが、届いてみると思った以上にケヤキ感が出ていて、金箔はちょうどよい感じの引き立て役に(笑)
ちなみに社内では「金さん」「銀さん」と愛称をつけております(笑)
さて、ピアノ塗装がどんな塗装なのかお分かりいただけたでしょうか。
高級感ある、塗装の王様「ピアノ塗装」で仕上げたい!
という方は、ぜひお声がけください♪