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こんにちは。
本日は木にカタカナの「ト」と書いて「ホオ」と読む「ホオノキ」についてです!
さて、皆様、ホオノキと言えば「朴葉寿司」が思い浮かびますよね。
大きな一枚の葉っぱにちらし寿司などをのせつつんであります。
この大きな葉っぱこそホオの葉です。
この葉は殺菌作用があり、葉っぱもお皿のように大きいので昔はホオノキの葉にご飯を包み農作業などに持って行ったといわれています。
ちなみに、朴葉寿司は中部地方で見られる郷土料理ともされていますが、岐阜が発祥だとも言われています。
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また、岐阜にはもう一つホオの葉を使った郷土料理があります。
「朴葉味噌」です。
こちらは岐阜県高山地方の郷土料理で、ホオの葉に味噌をのせ、きのこや野菜等をのせて焼き、ご飯と共に食べるというものです。
高山の観光地では名物化され、名産の飛騨牛もホオの上で焼いて食べれるようですよ。
木材としては、水に強い材で狂いにくので、まな板やげたの足にも使われます。
また、今でこそ需要はほぼなくなってしまったと思いますが、日本刀を収める鞘にはホオノキを使っています。
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刀の刃を傷めず、かつほどよい強度を持っていて、アクが出にくいのでサビつくことが少なく、刀を収めるのに適した材料だったようです。
板のご紹介
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さて、板のご紹介です!!
ゆったり二人掛けのテーブルです。
写真でもわかる通り細かな杢が出ています!
落ち着く色合いは経年変化でさらに味のある色合いにかわっていくと思います。
今日はこの木の紹介でした♪